昨夜はリック・オケイセックを聴きながらお風呂に入っていたのだが・・・

・・・話は長くなりそうです。。。
今を遡ること約27〜28年前、自分は【NOBS】というバンドを結成し、三多摩のライブハウスを中心に活動をしていたのでした。
そんな活動を1年ほど続けていたのですが、”そろそろ都内へ進出するかねぇ”と言うわけで、デモテープを作ることにしたわけです。
録音は国分寺のライブハウス【モルガーナ】、そして歌入れとミックスダウンは、元【バッドシーン(BAD SCENE)】のヴォーカリスト金子光則さんのご自宅で!!!
その金子さんのご自宅の、かなり神秘的且つ、エキゾチックなオーディオルームにて、大音量で聴かせて頂いたのがこのアルバムでした。
そんな訳でこのアルバム、滅茶苦茶思い出深い一品なのです。
昨夜はそんなことをしみじみと思い出しながら、聴き入っておりました。
さてそんな訳で、話はリック・オケイセックからBAD SCENEに移りますが・・・
1970年代にハードロックでプロデビューした日本のバンドって、多分殆どいなかったんじゃなかろうか。
なんてったって、当時愛読していた音楽雑誌「プレイヤーマガジン」の誌面では、”ロックが市民権を得る為には・・・”なんて記事や投稿で盛り上がり、”テレビに出演したフォークシンガー”や、”日本語のロック”について是非を問うていたり、そんな全く意味不明で訳のわからんことを熱〜く語り合い、討論していた時代なのですから(笑)
あっ・・・若い人にはきっと意味分かりませんよね。
よーするに、当時、日本という国ではロックは音楽として認められておらず、テレビなんてのは歌謡曲の人が出るところであってプライド高いフォークシンガーなんかが出るところではなく、そしてロックの歌詞は英語であるべきだ!という時代だったのです。
そんな時代にテレビで観たBAD SCENEは、本当にカッコよかった!
ストレートのロングヘアを靡かせ(振り乱し?)歌う金子さんの姿はカッコよかったなぁ。
・・・何の番組だったんだろうか?
そんなBAD SCENEというバンドを改めてググッてみたのだが、いや驚いた!ビックリだ!

デビュー時のメンバー
ヴォーカル:金子光則
ベース:鳴瀬喜博(ナルチョ)
ドラム:長谷川康之
そんで
ギター:竹中尚人(チャー)
ヒェ〜!!!
こんなすごいメンバーだったんですね!
そんな金子さんにつくって頂いたデモテープのおかげで、都内進出という目的は無事に果たすことが出来たのは言うまでもありませんがね♪
いや〜ビックリしたと同時に、懐かしいお話でございます。
posted by Howe-G at 10:56| 東京 ☀|
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